2012.03.09
今回このセミナーを受講して社会人として必要な意識をはじめ、歯科医療従事者としての心がまえや言葉づかい、表情、電話の応対や身だしなみなどを教えていただき、改めて日々の臨床での自分のあり方や患者さんに対する気持ちや接し方を考えるいい機会になったように思います。
なかでもホスピタリティの精神については医療人としての大切な心がまえを考えさせられたように思います。「奉仕」や「服務」にあたるサービスとしてではなく、「思いやり」「心づかい」「親切な心」「心からのおもてなし」を基本としたホスピタリティの精神をもって患者さんと接していくことは、個々の患者さんの気持ちや立場を理解し、その健康を回復し、維持増進をのぞむうえでとても大切なことだと実感しました。
患者さんの痛みや悩み、不安は人により本当にさまざまなケースがあり、私はこれからもたくさんの症例に立ち会っていくことになると思います。そのなかで、患者さんとの信頼関係を築き、その人にあう最良の医療を提供していけるようホスピタリティの精神にもとづく思いやりのある医療を心がけ取り組んでいきたいと思いました。
2004年5月30日
歯科衛生士 上原 紘美