吉川デンタルブログ

最近思うこと   ~神戸市開業中谷先生のセミナ-を受講して~

2012.03.09

「歯科医院」というと、世間一般にあまり行きたくない場所のひとつですが、その理由には治療時の痛み、不快な音、薬品の臭い、マスクやグロ-ブをつけることでの威圧感、特殊な診療台などがあげられるのではないかと思います。このようなイメージの為に、あるいは経験の為に、歯、歯ぐきの痛みがひどくなるまではなかなか「行かない」「行けない」という方が多いのを日々感じます。

 ひどい状態で治療を始めることで患者様の負担が精神的にも金銭的にも大きくなっていくのが歯科治療です(どんな病気にも言えることかも知れませんが)。全身的なことは成人しても会社なり地域で健康診断が行われているのにもかかわらず、そのなかに歯はなかなか入っておりません。ということは、多くの方が口の中の病気を早期発見できる場を与えられていないのです。残念なことにそういう現状である為、「お口の健康」は今のところ個人が自主的に歯科医院で検診を受けなければなりませんが、冒頭のようなイメージがあれば気軽に検診なんていうことはなかなか頭に浮かばないと思います。

 私たち歯科医療人は今後「予防」という医療を広げていかなければなりませんし、また、日本人のお口に対しての認識レベルを欧米レベルに近づけていただけるようにお手伝いさせていただく立場にあると思っております。そのためには、痛みをやわらげるなど技術的なこともとても必要なことなのですが、今後はさらに、気軽に入れる医院づくり、今までの悪いイメージを改善するような空間づくりにも力を入れていく必要が出てきていると思っております。

 初めは「歯を白くする」「たばこのヤニをとる」ことから始めていただいてもいいのだと思います。一般の方が入りやすい玄関口をつくり、そこから病気を発見して現状をお伝えする。または予防につなげていくという治療の流れが新しいスタイルになってきつつあると感じております。

2004年4月25日
歯科衛生士 江本ゆかり

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