吉川デンタルブログ

第21回日本臨床歯周病学会年次大会に参加して

2012.03.10

日々の診療の中で歯周病が重度に進行してしまった方が多く来院されます。大抵のケースの場合、口腔内の清掃不良が顕著であったり、不良補綴物が多く見つけられたり、ある程度ご年配で今まで口腔ケアーをほとんど受けてこられなかった方であったり・・・と進行してしまった原因が見るからに明らかなのですが、時々20代から30代前半の方で「どうして若いのにここまで進行したんだろう・・・?」とびっくりするケースに出会うことがあります。

清掃状態はそんなに悪くもなく、「生まれながらの体質、遺伝的なものだろうな・・」と今まではあまり深く原因を追及せず大抵のケースと同じようにプラークコントロール、スケーリング、ルートプレーニング、場合によっては歯周外科処置、その後メインテナンスという具合に治療を進めていきました。

 そんな中、今回のプログラムの中で「PCR法」という歯周病菌の細菌検査があり、歯周病菌の種類により違った抗生物質投与でその菌数が激減し、状態が安定したというプレゼンテーションがありました。

 それを聞いて、今までに施してきた歯周病治療に是非加えなければいけない治療法なのではないかと感じ、特に先に述べた「20代、30代でどうして・・・?」というようなケースには原因をはっきりさせてそれを除去していくために必要だと思いました。

 重度歯周病の方が「お口の健康を取り戻したい」と強く思われているのを日々目の当たりにしている中、今回多くの先生方のケースプレゼンテーションを聞くことができました。「PCR法」に限らず少しでも進歩した技術で患者さんの手助けをし喜んでいただくことが私にとって仕事のやりがいにもなると思っています。

歯科衛生士 江本ゆかり

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