こんにちは! 歯科助手の渡邊です。 1月27日に歯科助手講習会アドバンスコースを受講して来ました。 全部で4項目ありその中でも1番興味深かったのは「歯科と関わりのある全身疾患」です。 高齢化社会に伴う全身疾患の中で、特に高血圧症・心疾患・糖尿病・喘息が多く、一つ一つがどの様な病気なのかというの事をまず教えて頂きました。 歯科との関係は、全身疾患の中で1番多い高血圧症は、世界と日本の高血圧基準が140/90mmHgでそれよりも高い重度の高血圧の方は心臓・脳血管に負担がかかっている状態なので、まず内科の薬で血圧のコントロールをしてから安定後に歯科治療を始める事が出来るという事や、普段外科手術の際に血圧を測りながら施術を行うんですが、正しい血圧測定のポイントを今一度復習する事が出来ました。 次に糖尿病では、血糖値が高くなる病気で歯周病と密接に関連しており糖尿病があると歯周病が悪化しやすく、重度の歯周病は糖尿病のコントロールに影響し、適切な歯周病治療を行う事によって血糖値を下げるインスリン抵抗性が改善すると報告されているようです。血糖コントロールの改善には歯周病のケアが大切だという事を学びました。 歯科の知識はもちろん、プラスアルファで歯科に繋がりがある知識も増やす事によって、患者様ひとりひとりに合わせた対応でより一層安心して歯科治療を受けて頂く事に繋がるなと感じました。 今回この講習会で学んだ事をスタッフ全員で共有し、患者様満足度に繋げていきたいと思います。
歯科助手講習会参加
2019.02.15