今回の講演を通して、歯科衛生士が治療の「補助的存在」ではなく、治療の成否や長期的な予後に大きく関わる重要な役割を担っていることを改めて実感した。
デジタル技術の活用により、患者自身が口腔内の状態を視覚的に理解できることで、治療やメインテナンスへの意識が高まり、セルフケアの質向上につながる点が非常に印象的であった。
また、患者の現在・過去・未来を長い時間軸で診るチームアプローチは、単に症状を改善するだけでなく、患者一人ひとりの生活背景や価値観に寄り添った医療を実現するために不可欠だと感じた。
歯周・インプラント外科治療においても、術前から術後まで継続的に関わり、不安を軽減しながら信頼関係を築く歯科衛生士の存在が、治療の成功とLongevity(永続性)につながることを学んだ。
歯科衛生士 佐藤
