こんにちは、歯科医師の白江です
新年になり、寒い毎日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ブログで何を話そうか色々考えましたが、今回は歯科を受診するきっかけで比較的多い親知らずの話をしようと思います。
親知らずは智歯、第3大臼歯とよばれ前から8番目、一番奥にあり、永久歯の中で最後に生えてくる歯です。
現在は退化傾向にあり、もともと親知らず自体がない方もいますし、顎の骨が小さくなってきていることから、骨の中に埋まっていたり、一部しか生えてこないものも多く見られます。
斜めになっていたり一部しか出ていない親知らず、あるいは虫歯や歯周病にかかっている親知らずに関しては、親知らずだけでなく他の歯に影響を及ぼす可能性がありますので当院では抜歯をお勧めしています。
解剖学的に深い位置にある親知らず、紹介したほうがふさわしいと判断したものに関しては、当院から口腔外科を紹介させていただいております。
もちろん、親知らずが長期間にわたり十分に機能することが見込める状態であれば、抜歯はせず他の歯と同様に治療を行います。
親知らずが痛くなったことがあるけど抜歯したほうがいいのかな、とか
親知らず抜きたいけどなかなか一歩踏み出せない、とか
私の親知らずはどんな状態なんだろう、とか
思われる方、心当たりのある方がいらっしゃいましたら、いつでもご相談に応じますのでお気軽にお尋ね下さい