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日本顎咬合学会第30回学術大会に参加して

2012.07.06

今回は大きな学会で、聴きたい講演や伺いたい企業ブースをピックアップし効率よく回ることが出来た。
特に注目していた「補綴修復物へのSRPとメインテナンス」というテーブルクリニックは大盛況で、
私達も立ち見でメモを片手に拝聴した。Drが口腔内の調和や機能回復を考えて形成し、
技工士が美しく機能的な補綴物を作製する。それらを長期的かつ低侵襲で維持できるか否かは衛生士にかかってくる。
歯ブラシからスケーラーまで個々の選択目線や基本的手技をデモンストレーションを交えて教えて頂いた。
学校で習った基本通りの事もあれば、目から鱗の様な新発見もあったので、やはり最新=良いではなくエビデンスに基づいた
審美眼を持って取捨選択していくことが大切だと改めて実感した。

2日目最後に院長の講演があり、私は初めて聴かせて頂いた。どのような理念で治療に臨んでいるか、実際の手技でのポイントなど
普段細切れで聞いていたことが1つのプレゼンテーションとして聴く事ができ、プレゼンの仕方やチームとしての目指すべき方向性が再確認できた。

やはり大きな学会は様々な点で刺激的であり、普段の自身の臨床を振り返りアップデートする機会となるので今後も出来る限り参加したい。

平成24年6月15日
歯科衛生士 福島花明

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