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顎関節症について

2012.07.17

こんにちは、歯科医師の白江です。
梅雨末期の長雨でじめじめした日が続いていますが、ブログをご覧の皆様はお変わりありませんでしょうか。

今回は顎関節症について少しお話します。
顎関節は左右の耳の穴の前にあるその名のとおり、あごの関節です。
顎関節は関節窩と呼ばれる骨のくぼみに下顎骨の一部である下顎頭が入り込み、骨、関節円板という軟組織、周囲の筋肉とがダイナミックに協調運動して口を開けたり閉じたりする働きをしています。
顎関節は何かしらの原因で骨、筋肉、軟組織のどれかひとつでも傷害されると機能が低下し、顎関節症となります。
顎関節症の原因ははっきりしていないところもありますが、夜間睡眠時の歯軋り、咬みしめは顎に負担をきたし、顎関節症を発症しやすくなるといわれています。精神的にストレスがたまっていたり咬み合わせが悪いと歯軋りや咬みしめをしやすくなります。

顎関節症の3大症状として
① 口が開きにくい
② 口を開けると音がする
③ 口を開けると痛みがある

があります。どれかひとつでもあてはまれば顎関節症の可能性があります。
どんな疾患でもそうですが、顎関節症も早期に治療を行えば比較的治りやすいことも多いです。お心当たりのある方はお気軽にご相談ください。

2012.7.17 Dr.Shirae

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