今回、コデンタルセッションでは3名の衛生士によるケースプレゼンテーションと1名の認定衛生士による教育講演がありました。
ケースプレゼンテーションで、中等度歯周炎患者の初期治療時に、衛生士はどのようにアプローチするのか、またメンテナンス時に行われていることを発表され、自分の臨床を振り返るいい機会になりました。
その衛生士さんの医院では、ブラキシズムに対して、ナイトガード装着だけでなく、認知行動療法も行われていました。具体的には、メンテナンス時に毎回、TCH(Tooth Contacting Habit)の確認をし、「噛みしめていませんか?」
「噛みしめないで下さい」と書いたシールを渡されて、患者さんの目につく所に貼って頂くと言う取り組みをされていました。
歯周炎にとって、力のコントロールは必須です。当院でもそのような取り組みを参考にして、より積極的に衛生士がアプローチして行くことが大切だと感じました。
平成25年5月27日
歯科衛生士 福嶋ひろ美