今回6月15・16日の2日間に渡って札幌で行われた日本臨床歯周病学会に参加してきました。
多くのケースプレゼンテーションや教育講演を聞くことができました。
その中で、私たち歯科衛生士が行う、スケーリング・ルートプレーニングの重要さを改めて感じました。
歯周組織の炎症は、患者さんのセルフケアと私たちが行うスケーリング・ルートプレーニングによってコントロールすることができます。それによって、歯周外科を行わずに歯槽骨が再生し、長期にメインテナンスされることもあります。こういった歯周外科を行わずに歯周基本治療で積極的にプラークコントロールをすることによって骨の再生が認められたという症例を見させてもらいました。これは、私たち歯科衛生士が行うスケーリング・ルートプレーニングのスキルが求められると実感しました。私自身、技術の向上も今後の目標になってくるなと思いました。
今回、たくさんの歯科衛生士の発表を聞くことができ、とても勉強になった2日間でした。そして、私自身のモチベーションの向上にもなりました。今後、さらに成長していけるように頑張っていきたいと思います。
2013年6月24日
歯科衛生士 杉本茉矢