今回、東京で開催されたJIADS総会にスタッフ皆で参加させて頂きました。

　院長先生の講演では、現在先輩衛生士から引き継いで担当させていただいている長期症例の患者様の初診時からの経過を改めてみることができました。その患者様は、今でもメンテナンスの度に、「手術や治療は大変だったけれど、あの時しておいて本当によかった。おかげで病気ひとつせず、元気にいられる。歯の健康は本当に大事だね。」と、おっしゃいます。メンテナンスにも１ヶ月ごとにきっちりと来院され、セルフケアにも意欲的に取り組まれています。
そんな様子を間近でみさせて頂いていたので、二十数年も治療で改善した状態を維持した長期症例の素晴らしさと、信頼関係とはこういうことなのだな。と、実感しました。

　衛生士セッションでは、それぞれの医院が、様々な形でJIADSコンセプトをもとにしたチーム医療に取り組まれていることが分かりました。

　患者様と信頼関係を結び、治療のゴールに導くために、チームが一つになり、連携を図って仕事を進めていくことの大切さを再認識できた学会参加となりました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成26年1月6日
歯科衛生士 福嶋ひろ美