12月7日8日と東京の日本歯科大学で行われたJIADS総会に出席した。院長が発表をするということもあって、初めてJIADS総会に参加する機会を得た。
JIADSのコンセプトは歯周治療をベースにした永続性のある治療である。私はJIADSの受講生でもあり、JIADSの講師の先生の発表は容易に理解でき心地よく自分の中に落としこめた。歯科治療はつねに外力と細菌感染にさらされる口腔内が治療の対象であるため、様々な要因が複雑に絡み合って一度施術した治療が予期せず長期間持続しないことも稀ではない。歯科医師にとって永続性のある治療は究極かつ永遠の命題であるといえる。
JIADS総会に出席し、参加者の数の多さに驚いたのと同時に、永続性のある治療を目指すべく同じベクトルを持って日々精進されている先生方、歯科衛生士の方々が数多くいることに、意欲がかきたてられ、またひとつでもふたつでも上を目指さなければという気持ちになった。

平成26年1月20日
歯科医師　白江俊樹